徳島県の取り組み

動物の適正飼養の啓発

猫の飼い方

今どきは「完全室内飼育」を

外に出してあげないとかわいそう』と思う方もいますが…

猫は環境を整えてあげると室内でもストレスなく快適な生活を送れます。 外に出ると交通事故や病気のリスクが非常に高く、寿命は室内飼育の半分くらいです。 また、望まない妊娠によって野良猫が増えたり、フン尿、物を壊す等の ご近所トラブルの原因にもなります。さらに、ノミやダニを連れて帰ってくるため、そのノミ、ダニによる飼い主家族への人獣共通感染症のおそれもあります。

今どきは「不妊去勢手術」を

手術するのはかわいそう』と思う方もいますが…

子猫は生後6ヶ月で妊娠可能になります。発情期はメス猫は大きな声で鳴きますが、 この時に外に出してしまうと、ほぼ100%妊娠します。猫の妊娠期間はわずか60日、年に2~3回妊娠し、1回に4~8頭出産します。全てを飼うのは現実的に困難です。

今どきは「首輪に迷子札、マイクロチップ装着」を

マイクロチップ装着はかわいそう』と思う方もいますが…

室内で暮らす猫であっても、開いたドアや窓の隙間から脱走したり突然の災害で 行方不明になることもあります。万が一のため、首輪に迷子札をつけたり、 マイクロチップを装着し登録して飼い主がわかるようにしておくと安心です。

マイクロチップとは?

不幸な命を増やさないために不妊・去勢手術を受けてください

不妊・去勢手術を受けることで、望まれない繁殖を防止できます。 早ければ、生後4ヶ月頃から発情期を迎えることがありますが、成長具合を獣医師と相談し(生後6ヶ月以上かつ体重2kg以上が一般的な目安)早めに不妊・去勢手術をすることで、手術による負担が少なく、繁殖を未然に防げます。

飼い犬・飼い猫・飼い主のいない猫の
不妊去勢手術・助成金について

問題行動や生殖器の病気の予防もできます。

問題行動 

鳴き声・さかり・徘徊・かみ癖・マーキング・尿スプレー行動など

生殖器の病気

子宮蓄膿症・乳腺腫瘍・前立腺肥大・会陰ヘルニア・睾丸腫瘍など

手術のリスク

肥満傾向や麻酔のリスク、オスは尿路結石になりやすい傾向かかりつけの獣医師にご相談ください。 

手術費用の助成

徳島県獣医師会(受付10月頃)、市町村によっては飼い猫あるいは飼い主のいない猫の助成があります。受付の時期、頭数・助成対象等の制限があります。
助成をしている各窓口にお問い合わせください。

飼い猫が子猫を産んだら、責任を持って、終生飼養するか、新しい飼い主を探してください。 動物の遺棄は犯罪です!

 

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