災害はいつ、どんな形で皆さんの身に降りかかってくるかわかりません。災害に備えてどんな準備をしても、十分ではないかもしれませんが、大切なペットの命を守るために、飼い主としてできることを実践していきましょう。
飼い主としての責任
- 鑑札・注射済み票・迷子札・マイクロチップの装着
- 迷子札には飼い主の名前と電話番号を明記しましょう。
保護してくれた人が、すぐに飼い主さんに連絡することができます。 - 鑑札・注射済み票を装着しましょう。
鑑札・済み票の装着は狂犬病予防法で義務付けられているだけでなく、鑑札や済み票に記載されている番号で飼い主さんを確認することができます。鑑札は首に縫いつけるといいでしょう。 - マイクロチップを装着しましょう。
万が一首輪がとれてしまっても、マイクロチップを装着していることにより、飼い主の名前や住所が確認できるので、すぐに飼い主に連絡することができます。
- 迷子札には飼い主の名前と電話番号を明記しましょう。
- しつけ
ケージに入って落ち着いている、トイレ、無駄吠えしないなど、基本的なしつけは教えておきましょう。 - ワクチン接種・健康管理
狂犬病・混合ワクチンの接種・フィラリア予防・ノミダニ予防など、日ごろから獣医師の指導を受けて行っておきましょう。また、主治医の連絡先、簡単な症状・病歴などをメモしておきましょう。 - 不妊・去勢
繁殖させない場合は。不妊・去勢手術を済ませておきましょう。トラブルも少なく、保護や譲渡の場合も安心して受け入れられます。 - お手入れ
日頃からブラッシングやシャンプーをして清潔に保っておきましょう。 - 多頭飼育はしない
一度にたくさんの動物を連れて避難することは困難ですし、避難先での飼育場所や預け先を探すのも大変です。
事前に準備しておきたい物
- フード3日分
- ペットボトルの水
- ビニール袋
- 予備のリード
- 保温用具
- 応急手当用品
- タオル
- 口輪
- 黒のマジックペン 等
日ごろから準備しておきたい物
- ペットの写真
全体の他、身体の特徴がよくわかる部分の写真も用意しておきましょう。また、ケガや病気の場合も状況の変化に合わせて撮影をしましょう。飼い主とペットが一緒に写っている写真も用意しておくといいでしょう。 - ケージ
避難所では必須です。持ち運びに便利な折りたたみ式がオススメです。
その他
屋外につないで飼育している場合は、犬小屋がつぶれないように周囲を補強しておきましょう。
第一次避難の際に動物はなるべく連れて出ましょう!