徳島県の取り組み

適正譲渡の推進

県外譲渡のためのクラウドファンディング(税金の控除が可能!)

命のバトン活動 〜助けられる命を新しい飼い主へ〜

当センターの業務は多岐に渡りますが、その中のひとつに適正譲渡活動があります。
当センターに収容された犬や猫については、性格や特徴を把握し、必要に応じてウイルス、細菌及び寄生虫等の感染症チェックを行った上で、飼い主としての責任をもって最期まで飼って頂ける方に適正譲渡しています。
また、意図しない繁殖により、不幸な命が新しく生まれることを予防することと、生殖器系の疾患の発生を抑えることを目的として、不妊・去勢手術を実施した上で新しい飼い主さんに譲渡しています(当センターから一般譲渡を行う際は、当センターで実施。団体ボランティアさんを介した譲渡の際には、団体ボランティアさんにおいて実施※団体により異なるため要確認)。
我々行政の役割は、収容された犬・猫を単に新しい飼い主さんにお譲りするだけではありません。人と動物の共生を目指し、動物だけでなく、新しい飼い主さんにも共に幸せになって欲しいと願い、適正譲渡を進めています。

近年の本県から他県への県をまたぐ譲渡活動については、皆様のご支援と当県の動物愛護及び管理行政に日頃より深く関わってくださっているボランティアの皆様のお陰で、県外への犬・猫の譲渡数は、犬・猫譲渡数全体の約3分の1を占める数字となっています。県外への譲渡が譲渡活動の推進を図る上で、有効な手段の一つとして定着しつつあるのではないかと感じています。

引き続き、1頭でも多くの命を新しい飼い主さんに繋ぎ続けていくための「命のバトン活動」にご支援をよろしくお願いいたします。

事業概要

徳島県では毎年、人間に捨てられた不幸な動物たちが徳島県動物愛護管理センターに多くやってきます。 その収容数は全国的に見ても多く、その中でやむを得ず殺処分となる犬・猫たちがいます。 私たちは、こうした不幸な動物たちをなくしたいと考えております。

そのために公益社団法人徳島県獣医師会及び動物愛護ボランティアの方々と連携し、収容された犬や猫の命を繋ぐ譲渡活動を行っています。
県内で譲渡できる数は、頭打ちとなってきておりますが、県外からは譲渡できる犬や猫はいないかとの問い合わせを多く頂きます。
そこで、動物たちが不幸になることなく、センターから新しい飼い主さんの元へ向かうための譲渡活動、特に県外譲渡活動を推進しています。

県外譲渡活動を推進していく上で、県外への動物の輸送費用が大きな問題となります。 こうした輸送費を含む譲渡費用をセンター及びセンター譲渡活動に協力いただいているボランティアの方々のみで全額負担することは、とても無理です。
これまでもボランティアさんに輸送費用を負担していただいて譲渡したことはありますが、毎回負担いただくことは出来ませんので、県外譲渡の場合は譲渡先が限られてしまうという課題がありました。
このような経済的な課題を解決し、センターからやってくる新しい家族(犬・猫)を楽しみにしてくださっている遠方の新しい飼い主さんのもとに無事に送り届けるための支援を募りたく、クラウドファンディングに継続して挑戦しています。

今後も、犬・猫の殺処分をゼロにするための取組みに共感いただき、すべての動物の命を、殺処分することなく、素敵な飼い主さんに繋いでいくための「命のバトン活動」にどうかご支援をよろしくお願いします。

税金の控除について

本プロジェクトに対する寄付金は、個人様によるご寄付の場合は自治体への寄付として個人住民税などの控除の対象となります。寄付金のうち2,000円を超える部分について翌年度の住民税等の控除が行われます。

  • 控除額の計算方式はふるさと納税と同じ税額控除ですが、控除を受けるためには確定申告が必要です。
    なお、別途ふるさと納税のワンストップ特例制度の申請をしている場合に確定申告も行った場合、確定申告が優先されるため、注意が必要です。詳細は税務署にお問い合わせください。
  • 寄付する方の自治体への寄付の総額や収入、家族構成に応じて控除額は変わります。
  • 法人様によるご寄付の場合は、自治体への寄付として全額を損金算入することが出来ます。

いずれの場合も控除の手続きには徳島県が発行する領収証が必要となります。 本プロジェクトに寄付をしていただいた方には、徳島県から寄付の受領書をお送り致します。