動物とのくらし

「アイコンタクト」&「オスワリ」を教えよう♪♪♪

犬の名前を呼んだときに、犬が飼い主に注目することをアイコンタクトと言い、あらゆるしつけの基本となります。
アイコンタクトができると、犬との信頼関係&愛情が深くなること間違いなし!!

アイコンタクト

アイコンタクト(1)

1.おやつを持った手を犬の鼻先に持っていき、名前を呼びながらその手を自分のあごの下まで移動させます。

アイコンタクト(2)

2.犬が飼い主の方を見たら、その瞬間にほめて、手に持っていたご褒美のおやつを与えましょう♪

アイコンタクト(3)

3.おやつがなくても、名前を呼ばれたら飼い主に注目できるように練習します。
アイコンタクトはとっても重要です♪

オスワリ(スワレ・シット)

オスワリは、アイコンタクトと同じくらい重要です。ほとんどの子犬はほんの10分程度で理解できるくらい簡単なトレーニングですので、ごほうびを使って気楽に楽しく教えていきましょう♪
またオスワリは、犬の悪い癖の予防や制止にも使うことができる、万能薬なんですよ♪

オスワリ(1)

1.おやつやおもちゃ等、犬が大好きなものを1つ選びます。
そしてそれを犬の鼻先に持っていき、そのまま手を犬の頭の方へと動かします。このとき、あまり高い位置に手を持って行くと犬がジャンプしてしまうことがあるので、手はなるべく低い位置で動かすようにします。

オスワリ(2)

2.犬の頭が上を向き、自然にお尻が下がって座る姿勢をとった時に「スワレ」と言います。そしてすぐに持っているおやつを与え、ほめます。おもちゃでも同様に、犬にごほうびとして与えます。何度か繰り返すと、犬は座ったらごほうびがもらえることを学習し、条件反射で座るようになります。覚えてきたらおやつを与える回数を減らし、落ち着いた声と愛撫をごほうびにしていきましょう♪


犬と暮らすためには”しつけが必要だ”ということはよく知られています。でも、多くの方は、オスワリやマテができる、飼い主の横にぴったりついて歩ける、上下関係を教えて犬を服従させるということを”しつけ”と考えているようです。はっきりいってそれはしつけではありません。

しつけをする目的は本来、人と犬とが快適に、安全に暮らせるようにすることです。つまりしつけは、そのような暮らしのために必要なルールを犬に知ってもらうことなのです。ですから、暮らしに必要ないことを無理に教える必要はありませんし、上の立場から言うことを聞かせる、という必要も全くありません。

犬を家族の一員として、家庭犬として育てるには、少しルーズなくらいでちょうどいいのです♪また、教科書通りの”形”から入る必要は全くありません。犬といっしょに暮らしているご家庭の数だけ”しつけ方”はあるのです♪

気長に楽しくしつけをやっていきましょ~♪

  • 2018/02/27
  • advision