フィラリア症
フィラリア症(犬糸状虫症)について教えてください。
さまざまな心臓病を起こしてしまう病気
フィラリア症は、心臓にそうめんのような虫が集まり、さまざまな心臓病を起こしてしまう病気です。
感染犬の血液を吸った蚊が、未感染犬にうつします。
フィラリア症にかかった犬は、散歩や運動を嫌うようになります。重篤(じゅうとく)になれば、咳をしたり、体が痩せたり、腹水がたまり最終的には死亡してしまいます。また、突然尿の色が褐色(かっしょく)になり、虚脱(きょだつ)状態になってしまう場合もあります。
この病気は、感染しないような予防対策が重要です。期間は5月から11月(あるいは12月)まで行ってください。
蚊に刺されないように蚊取り線香などをしていても不十分で、感染してしまう場合がありますので、必ず予防を行ってください。方法としては、1ヶ月に1回予防薬を飲ませたり皮膚につけたりする方法などがあります。詳しい内容については、動物病院へご相談下さい。また、予防薬を始める時は、必ず感染がないかどうかを調べるために、血液検査を行います。生後1年~数年予防を行っていなかった場合は、早めに動物病院で感染の有無を確認してください。
感染していたら、早めの治療が必要です。
愛犬のためにも、必ず毎年予防を行ってください♪